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法学研究科「法理学」と法学類「法理学A」の違いについて

私が2023年度に担当する講義のうち、法学研究科の「法理学」と法学類(学士課程)の「法理学A」はともに2単位で、同じ内容です。ちがいは以下の通りです。

法理学(法学研究科、筑波大学との合同授業) 法理学A(法学類)
開講学期 Q1+Q2 Q3
曜日・時限 金1 火2+木4
出席の確認方法 WebClassでの確認テストを行った者を出席とみなす(授業はハイブリッド、録画視聴も可)。ただし、履修者と日時を相談のうえで復習の回(2回ほどを予定)を設け、その回では教室またはオンライン参加のみを出席とみなす。定期試験は金沢大学及び筑波大学の教室で行う。 教室で出席管理システムを利用(授業はハイブリッド、録画視聴も可)
成績評価基準 Sは10%以内(履修者9人以下の場合は1人)かつSとA合わせて履修者の1/3以内 Sは15%以内かつSとA合わせて履修者の1/3以内
学類生の履修に関して 本学法学研究科法務専攻または法学・政治学専攻へ進学予定の4年生及び早期卒業予定の3年生のみ履修可。先取り履修の申請が必要。大学院の授業であるため、学類の卒業要件に含まれる単位にはならない。法学研究科進学後に、法学研究科で既修得単位として認められる。 すべての学類3, 4年生が履修可。学類の卒業要件の単位として算入される。さらに、法曹養成プログラム学生が「法理学A」の単位を取得した場合、本学法学研究科法務専攻進学後、法務専攻の「法理学」の既修認定を受けることができる。

2022年度後期(Q3, Q4)の授業について

私が担当する後期の授業は以下の通りです。

  • 法学類(学士課程)
    • 法理学A(Q3、月2+木3)2019年度以前入学者は「法理学」(法理学A、法理学Bと同時開講)
    • 法理学B(Q4、月2+金1)
    • 外国書購読(ドイツ語)(Q3+Q4、火1):履修者0のため不開講
  • 人間社会学域
    • 人文社会科学における法(Q4、火5 12月27日、1月10日の2回を担当)
  • 法学研究科法学・政治学専攻(修士課程)
    • 法理学特論III・法理学演習III(Q3)
    • 法理学特論IV・法理学演習IV(Q4)
  • 人間社会環境研究科人間社会環境学専攻法学・政治学コース(博士後期)
    • 法理学研究I(D)・法理学演習I(D)(Q3)
    • 法理学研究II(D)・法理学演習II(D)(Q4)

大学院の授業の開講曜日・時間は参加者の希望を踏まえて決定します。
水2限に独文購読(Robert Alexy, Gustav Radbruchs Rechtsbegriff)、水4限に英文購読(Joseph Raz, Freedom and Autonomy)、金15:30-17:00に英語で法理学の講義を行っています。(2022年11月9日追記)

On teaching one class in English for postgraduate students in the second semester of 2022

I will be teaching a course in English to postgraduate students in the second semester of 2022 (third and fourth quarters). The content of the course will be almost identical to the content of ‘Jurisprudence A’ in the undergraduate course. I will first teach the basics of logic, then move on to the logic of obligation, and then on to rights and powers. The day and time of the course will be decided based on the wishes of the participants. If you wish to enrol in the course, please email me and we will start the course once a week from the second week of October.

成績開示について

8月19日(金)が今年度9月卒業予定者の成績開示日でしたが、まだ開示されていないようです。人社教務課にはすでに知らせてありますので、週明けには対応していただけると思います。
8月22日午後より開示されています。なお、開示されたのは、9月末に卒業要件を満たす可能性があった者です。(8月24日追記)

2022年度後期法学類「法理学」について

後期の法学類の講義「法理学」(2020年度入学生(現3年生)はQ3「法理学A」,Q4「法理学B」)は、現在の時間割ではQ3, Q4とも火2, 木4限ですが、Q4の木4限の「家族法」との重複を避けるため、Q4のみ木4から金1への変更をお願いしています。正式に確定するのは8月末になります。
後期法学類時間割
変更が認められました(2022年8月30日追記)