2018年度法学類「法理学」」カテゴリーアーカイブ

法学類「法理学」2019年1月26日

本日はラートブルフの法理論の最後((6)第2次大戦後のラートブルフの主張)まで説明しました。期末試験のラートブルフに関する問題は「ラートブルフの法理論における法の目的について説明せよ」とします。
本日は第4章確認問題,高田敏・初宿正典編訳『ドイツ憲法集 第6版』(信山社,2010年)156-165, 172-173頁,若尾祐司・井上茂子編著『近代ドイツの歴史』(ミネルヴァ書房,2005年)198-199頁,ラートブルフ「法哲学入門」『ラートブルフ著作集第4巻』216-219頁のコピーを配布しました。
次回(1月29日)が講義の最終回で,次々回(1月31日)に期末試験を実施します。

法学類「法理学」2019年1月17日

前回(1月15日)は深田ほか編著『よくわかる法哲学・法思想』(ミネルヴァ書房,第2版,2015年)36-37頁,52-53頁のコピーを配布しました。また,「補論 ラートブルフの法哲学」の「1 リスト(Franz von Liszt)」を説明しました。
本日は「2 自由法運動」と「3 ラートブルフの法理論 (1)法概念」を説明しました。
期末試験を1月31日(木)4限に実施します。満点は70点で,小テストの得点と期末試験の得点の合計点を基に成績評価をします。期末試験の出題範囲は小テストの範囲を含む第4章までです。なお,補論の部分に関する記述を求める問題も1題出題しますが,この部分の得点(最高で10点)は小テスト+期末試験の得点(満点は100点)に上乗せします。

法学類「法理学」2018年12月20日

本日は「第4章第3節3 論証方法の優先順位」まで説明しました。
小山剛『「憲法上の権利」の作法 新版』(尚学社,2011年)66-69頁,ヘルムート・コーイング『法解釈学入門』(慶應義塾大学出版会,2016年)79-94頁,グスタフ・ラートブルフ「法理念の問題性」『ラートブルフ著作集第5巻 法における人間』(東京大学出版会,2006年)52-148頁のコピーを配布しました。次回(1/8)までにコーイングを,1/15までにラートブルフを読んでおいてください。